9/17(水)松岡中(桑原 直子先生) 「落葉」の鑑賞
春草は、「落葉」の主題を表すためにどのような工夫をし、どのような思いを込めて作品にしたのだろうという課題を設定し、子どもたちがそれを推理しました。
最初は小さな図版の鑑賞資料を用いて「落葉」に触れ、それから、別室にあるレプリカを鑑賞するという展開で、子どもたちが、作品全体や細部をしっかり見る仕掛けがいくつもされた授業でした。
9/19(金)高浜中(一瀬 泰史先生)制作(地塗り)
合唱コンクールで歌う合唱曲のイメージを作品にするという題材。生徒一人一人が一番大切にしたい曲からのメッセージを、簡潔に絵で表していました。
授業展開は次の通り。
0~13分 活動手順についてスライドを使って説明(水干絵具による地塗り、岩絵の具の溶き方)
約30分間 地塗り
・骨描きが終わっていない生徒は、面相筆で骨描き。
・終わっている生徒は、美術室後方の作業台に集まり、地塗り作業の準備。
★作業台の周囲にあつまり、先生が水干絵具のつぶし方や、膠液の混ぜ方などを実演するのを見ることで、生徒はあまり戸惑うことなく、作業を進めることができていました。理解が足らない生徒も、他の生徒の作業の様子を見て、混ぜる量や作業手順を確認することができたのが、戸惑いが少なかった理由だと思いました。一人の生徒のつぶやきを周囲の仲間が拾って、その疑問に答えてあげながら、それぞれの作業を進めていたのが微笑ましく印象的でした。協働の学びの力だと思いました。