全国的な研究大会等でも注目を浴びている図工・美術”指導ユニット”。この度、東京での勉強会を開催することになりました。都道府県の境を越えてつながる機会にしませんか?
造形ユニット勉強会 期日:平成28年8月12日(金) 時間:13:00〜17:00 場所:武蔵野美術大学新宿サテライトキャンパス 〒163-0609東京都新宿区西新宿1-25-1新宿センタービル9階 内容:1 ユニット活用の展望講義
〜これからの学校教育で求められる資質・能力と美術教育 について〜 三澤一実先生 (1時間)
2 ユニット活用の検討 〜解説および作成演習〜 (3時間) 参加費:無料 人数:20名程度 申し込み:zoukeifukui.com にて受付(8月4日締切) *当日夕方より都内で懇親会を予定しております。ぜひご参加いただき、 肩の力を抜いて、美術のこれからについて語り合いましょう。 |
新しい時代のコンピテンシーについて学ぶ
21世紀において美術教育に求められる資質・能力とは何か−−。
現行の指導要領を押さえながらも、これからの時代に求められる新しい学力 観を見据えて授業を再整理することが求められています。授業デザインシートと指導ユニット からなる「造形ユニット」を一見すると、その題材を通して美術教育だからこそつけられる資質 や能力が明確で、そのねらいに沿って授業の流れや授業中の指導の工夫がつかみ出せるようになっています。また、小中高各発達段階にあった題材を設定する研究も進められる仕 組みになっています。
21世紀の教育課題の中で、美術科としての教科の本質や美術教育でこそ育成できる固有 の資質・能力について考え、ユニットの作成演習を行いながら、次の授業を改善していく手 立てとしてのユニットのあり方について研究を進めていきます。
自分の授業を整理する
多忙な中にあってひたすら自分が教わったことや経験を元に感覚だけで授業を行ってきたという方も多いのでは? 今一度、自分の授業を振り返り、整理する機会として、ユニットを利用してみてはいかがでしょうか。
既成のユニットをサイトからダウンロードして使うだけでなく、自分の授業をユニットに書いてみることによって、授業デザインしていく際に自分 に足りなかったものが見えてくるはずです。
作ったユニットをサイトにアップロードすることで、都道府県の枠を越えて別の人の力になれるかもしれません。
授業のアイデアを共有する
美術の担当は学校に自分一人だけしかいない。 研修の機会も限られている−−−。
授業のヒントが欲しい採用間もない先生や臨 時採用の先生はもちろん、授業のレパートリー を増やしたい若手の先生方にも、先輩方が作成したユニットが大きな力になります。
これからの美術教育に求められることとユニットの活用
今回は、武蔵野美術大学の三澤一実先生のご協力をいただき、教育振興基本計画や教育
課程企画特別部会の論点も整理しながら、ユニット活用の 展望についてお話しいただきます。